2008年08月16日
眉山
母の生まれ育った町は 山陰の田舎である。
私の幼い頃は 近所に醤油を借りにいったり、煮物を分けてもらったりする
人情のあるところだった。。
しかし、隣の親父さんが怒鳴っているのは知らなくても 家のオヤジが
怒鳴っているのは 日常のことで、何故か近所のおばさんらは私に優しかった。。
この町で誇れるものは 大山(だいせん)だろうか・・
伯耆富士と称されるほど すばらしく綺麗な円錐形のお山である。
この辺りのおばあさんたちは、この山を大山さん・・と仰ぎ、毎朝 手を合わせて拝む。。
私の母もそうだった。。
朝日はその、美しい大山さんの右肩から現れ この町を優しく照らし、今日一日を
元気なものにして、おばさんたちは良く働いた・・
この歳になって そんな母がいつも心に想っているのは 別れた父親の面影だろうか・・
もう、百歳にもなろうかという その人は 長崎で健在だという。。
母親を亡くしてもう、47年・・ 母は肉親といえる人の無い中 気丈に生き抜いてきた・・
父親に会いたい・・
以前、気を利かせた人が仲を取り持ってくれようとしたが、母は断った。。
「会ってどうなるものでもないから・・」
それでも、きっと その想いは いつまでも心に残り 悔いているに違いない。。
母はいつからか 女を捨てて 夫と戦ってきた・・
生きる場所の選択肢の無いまま、歳をとり 人生の終わりの夢を見ている。。
「私が死んだら、遺骨は大山に撒いて・・」
この地を愛し、この地しかしらない母。。
私はあなたを愛していますよ。。
また、帰って 尽きることの無い あなたの話をいっぱい聞きますから
待っていてくださいね。。
「眉山」 映画を観て 今日は久しぶりに、母を想う日になりました。。
私の幼い頃は 近所に醤油を借りにいったり、煮物を分けてもらったりする
人情のあるところだった。。
しかし、隣の親父さんが怒鳴っているのは知らなくても 家のオヤジが
怒鳴っているのは 日常のことで、何故か近所のおばさんらは私に優しかった。。
この町で誇れるものは 大山(だいせん)だろうか・・
伯耆富士と称されるほど すばらしく綺麗な円錐形のお山である。
この辺りのおばあさんたちは、この山を大山さん・・と仰ぎ、毎朝 手を合わせて拝む。。
私の母もそうだった。。
朝日はその、美しい大山さんの右肩から現れ この町を優しく照らし、今日一日を
元気なものにして、おばさんたちは良く働いた・・
この歳になって そんな母がいつも心に想っているのは 別れた父親の面影だろうか・・
もう、百歳にもなろうかという その人は 長崎で健在だという。。
母親を亡くしてもう、47年・・ 母は肉親といえる人の無い中 気丈に生き抜いてきた・・
父親に会いたい・・
以前、気を利かせた人が仲を取り持ってくれようとしたが、母は断った。。
「会ってどうなるものでもないから・・」
それでも、きっと その想いは いつまでも心に残り 悔いているに違いない。。
母はいつからか 女を捨てて 夫と戦ってきた・・
生きる場所の選択肢の無いまま、歳をとり 人生の終わりの夢を見ている。。
「私が死んだら、遺骨は大山に撒いて・・」
この地を愛し、この地しかしらない母。。
私はあなたを愛していますよ。。
また、帰って 尽きることの無い あなたの話をいっぱい聞きますから
待っていてくださいね。。
「眉山」 映画を観て 今日は久しぶりに、母を想う日になりました。。
Posted by レイ-FC at 13:13│Comments(0)│TrackBack(0)
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